伊賀の原土に松葉灰釉をかけて焼いた一碗です。
荒々しいろくろ目と大らかな歪みを持つ器形に、釉薬がゆっくりと溶け流れ、宇宙の渦を思わせる壮大な景色が生まれました。

十分に溶解した長石が生み出す光沢は、力強くも静かな存在感を放ちます。
荒々しい土肌に対して、高台だけが端正に整えられている——そのバランスこそ、作家の美学が凝縮された一点です。

名は「鰤起こし」——冬の日本海に轟き、鰤(ぶり)漁の始まりを告げる雷のことです。渦巻く景色のなかに、その壮大な自然の力をそっと感じる稀有な一碗です。

── この作品について ──
自然そのままの「原土」にこだわることで、土本来の力強い生命力を引き出しています。有用微生物(EM)を練り込み、独自の波長処理で生み出されたこの器は、単なる物質を超えた存在です。森羅万象の息吹と共鳴し、自然の恵みそのものを体現しています。作品の力を、ぜひあなたの空間でお受け取りください。
── 桐箱と日常でのお取り扱いについて ──
本作品には桐箱をお付けしてお届けします。作り手は「箱に仕舞い込まず、出して飾って器のエネルギーを直に感じてほしい」と願っています。また、これらの器で実際にお酒を飲むと、味が美味しく変化するとも語られています。飾って力強さを感じ、実際に使って味わいを楽しむなど、日常のなかで器との共鳴をぜひご体感ください













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